世界最大の独立型動画広告配信およびパフォーマンスプラットフォームであるGlassView は、新しいニューロマーケティングヘッドバンドを推進するために、脳のヘルスケア分野のスタートアップ企業であるCogwear社に戦略的投資を実施します。この特許出願中のデバイスは、快適なアスレチックヘッドバンドに見えるように設計され、感情やその他の生理学的フィードバックを脳から直接リアルタイムで感知します。デジタル動画広告に表示される製品やブランドに対する視聴者の親和性を測定するので、広告主がクリエイティブコンテンツを最適化できるようになります。
契約の一環として、GlassViewは今後12~36ヶ月の間に数千人のボランティアにCogwear社の特許取得済みヘッドバンド5,000個を装着してもらいます。ボランティアは、デジタル広告コンテンツをストリーミングしながらヘッドバンドを着用し、各広告が展開されるとデバイスは参加者から臨床グレードの神経フィードバックを収集します。GlassViewは、米国での最初のロールアウト中に、数千万の匿名化されたデータ ポイントを取得する予定です。
注意を示すことはできても親和性を示すことのできないアイトラッキングやその他のバイオデータとは異なり、Cogwear社のヘッドバンドはユーザーのエンゲージメント、感情、記憶を脳から直接測定します。GlassViewとその顧客は、データを活用して広告を微調整し、エンゲージメントを高め、ターゲットオーディエンスのエクスペリエンスを強化し、ブランドオーナーの広告をより効果的に表示します。
「広告は、まず消費者を引き付けなければ効果を発揮しません。しかし、その後で消費者は何かを感じているはずです。この研究では、ほんの一握りのボランティアの情報だとしても、脳のエンゲージメントと感情、記憶を直接測定することで、クリックスルー率から売上までのさまざまな側面に沿って、何百万人もの人々の行動を予測できることが繰り返し示されています。これは消費者心理学における三種の神器なのです」と、Cogwear社の共同創設者であり、GlassViewアドバイザリーボードの新メンバーであるマイケル・L・プラット博士は述べています。プラット博士は、Wharton Neuroscience Initiativeのディレクターでもあります。
「エンゲージメントだけの時代は終わりを告げました。これからは感情こそが広告における最も重要な指標になるでしょう。ニューロデータを活用したキャンペーンを打てれば、非常に多くの人々と本質的な部分でつながることができます。ブランドと消費者の両方にとって、より良いオンラインエクスペリエンスが生まれるでしょう」と、GlassViewのCEO兼創設者ジェームズ・ブルックスは述べています。
GlassViewの投資は、Cogwear社の主要市場である健康とウェルネスを含む他分野での研究と商品化もサポートします。同社はヘッドバンドを不安症、うつ病、アルツハイマー病の臨床診断ツールとして使用するため、FDA認可を取得する準備を進めています。また、衝撃の強いスポーツでの集中力、疲労、脳損傷の可能性を監視するヘッドギアとして、スポーツ用品会社との商品化契約も結んでいます。
Cogwear社のCEOであるデイビッド・ヨンス氏は次のように述べています。「Cogwearは、健康、平和、パフォーマンスをテーマとしています。今回のGlassView社からの戦略的投資により、我々はコアマーケットでさらなる成長を遂げ、将来性のある新たな分野への進出にも力を入れていきます。」
GlassViewは、顧客個人を特定できる情報や、生物学的および神経学的健康に関する特定の情報にアクセスすることはできません。さらに、すべてのボランティアは参加を明示的に選択するものとします。Cogwear社は、医療保険の携行性と説明責任に関する法律 (Health Insurance Portability and Accountability Act)、州法および地方法を含む(ただしこれらに限定されない)、ヘルスケア業界に適用される最も厳格なプライバシー法に準拠しています。
Cogwear社のエモーションセンシングヘッドバンドの詳細と画像については、こちらのプレスキットをご覧ください。
GlassViewについて
GlassViewの使命は、動画広告を通じてお客様のビジネスパフォーマンスを向上させることです。Fortune 100グローバルブランドの上位80社以上と提携し、世界中で27億人を超えるユニークユーザー、米国で3億人を超えるユニークユーザーへのアクセスを誇り、インターネットが普及している国の98%にリーチしています。
感情 (表情)ターゲティングと最適化、高頻度取引 (SmartGamma™)、およびネット接続されたデバイス全体での配信など、GlassViewはそのパフォーマンスで最もよく知られています。
会社を代表する経営陣には、LVMH北米の元会長であり以前はフランス政府の最高レベルで閣僚を歴任したルノー・デュトレイユ。出版業界大手のConde Nastの元幹部、ステファニー・ニューハウス。中国研究所の会長であり、伝説的なPei Partnership Architectsのパートナーであるチエン・チュン (Didi)・ペイ。 Beauty and Well Being創設者兼編集者であるクレメンス・フォン・ミュフリング。MediaCom North Americaの共同創設者であるジム・ポーカレリ。CBSの戦略・広告オペレーション担当のエグゼクティブディレクター、デニス・コロン。元Vogue.com のクリエイティブディレクター、キャンディ・プラッツ・プライスなどの面々が名を連ねます。
2014年に設立されたGlassViewはダラスに本社を置き、ニューヨーク、東京、シンガポール、ロンドン、パリなどにオフィスを構えています。